ハイボールに合うウイスキー8選！おすすめの銘柄と飲み方を紹介

山崎サントリーシングルモルトウイスキー 山崎は、日本で最初のモルトウイスキー蒸留所である山崎蒸溜所で生まれたジャパニーズウイスキーの代表格です。ワイン樽やミズナラ樽などの多種多様な樽で熟成された原酒が絶妙に調和しており、甘くやわらかい香りと、なめらかで複雑な味わいが特徴です。ストレートやロックで飲むとその風味を存分に楽しめますが、水割りやハイボールで飲むとさらに香りや味わいが広がります。贈りものとしても喜ばれる一本です。

山崎山崎12年は、日本を代表するシングルモルトウイスキーです。12年熟成させたヴィンテージもので、キャラメルやバニラ、プルーンのような甘い香りと、上品で甘い味わいにフルーティさとウッディさが加わるという特徴があります。炭酸で割ってもウイスキーの個性が際立つので、ハイボールがおすすめです。初心者・中級者問わず楽しめるウイスキーですが、市場価格が高く流通量が少ないので、手に入れるのは難しいかもしれません。特別な日に飲みたい贅沢なウイスキーです。

イチローズモルトイチローズモルト ダブルディスティラリーズは、閉鎖した羽生蒸留所と現役の秩父蒸溜所の原酒をブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。シェリー樽とミズナラ樽の影響が強く、甘くてスパイシーな香りと味わいが特徴です。炭酸で割って飲むと爽やかで飲みやすく、キリッと辛口で食事とも合います。ノンチルフィルターで原酒の個性を楽しめる上に、ワールドウイスキーアワードで受賞したこともあり、日本のウイスキーの歴史と個性を感じられる一本です。

サントリーウイスキー響響 JAPANESE HARMONYは、飲みやすさと甘さが特徴のブレンデッドウイスキーです。華やかでフルーティな香りとやわらかく豊かな味わいがハーモニーを奏で、日本の四季や繊細な感性、匠の技を反映したコンセプトが感じられます。世界的にも評価された金賞受賞のウイスキーで、ストレートでも水割りでもロックでも楽しめます。香りが弱くてアルコール感も少ないと感じる人や個性的な味わいがほしい人には物足りないかもしれませんが、飲みやすくて甘いウイスキーが好きな人にはおすすめです。

サントリーウイスキー知多は、トウモロコシなどの穀物で作られたシングルグレーンウイスキーです。ほのかな甘さとなめらかさが特徴で、初心者でも飲みやすいと評判です。日本らしさを感じさせるラベルも魅力的です。ハイボールやお湯割りにすると、さらに味わいが変化します。渋みがあるが、フルーティで繊細なウイスキーで、長時間飲んでも飽きません。

グレンモーレンジィ オリジナルは、スコットランドのハイランド地方で造られるシングルモルトウイスキーです。一度熟成させた原酒をワイン樽に詰め替えてさらに熟成させるという手法を用いており、柑橘系フルーツやバニラのような風味が特徴です。アルコール度数は40%で、価格は約4000円前後です。2022年10月にボトルデザインがリニューアルされました。このウイスキーは、飲みやすくてバランスが良いのが魅力です。どの飲み方でも美味しいですが、特に炭酸で割るとより香りが活きるので、ハイボールがおすすめです。ボトルデザインもおしゃれなので、プレゼントにもぴったりです。一方で、味わいに厚みがないので、濃厚なウイスキーが好きな人には物足りないかもしれません。個性が強くないので、印象に残りにくいかもしれません。価格もやや高めなので、気軽に飲めるという感じではありません。グレンモーレンジィ オリジナルは、華やかでフルーティな1本です。炭酸で割るとより香りが活きるので、爽やかなハイボールを飲みたいときにおすすめです。

ボウモア 12年は、アイラの女王と呼ばれるシングルモルトウイスキーです。スモーキーさとフルーティさが絶妙に調和した味わいで、アイラモルトの入門編としてもおすすめです。ストレート・ロック・ソーダ割りがおすすめの飲み方で、グリルしたお肉とよく合います。スモーキーさが苦手な人には合わないかもしれませんが、スモーキーな中にも甘くて上品さのある銘柄を飲みたい人にはぴったりです。

ホワイトオーク シングルモルト あかしは、アメリカンオークシェリー樽・バーボン樽で貯蔵したシングルモルトウイスキーです。干し草やハーブのような草っぽさと柑橘系フルーツのフレーバーが特徴で、アルコールの刺激とピート由来のスモーキーさが強調されます。フルーティさは少なく苦味の余韻が長いので、ハイボールで楽しむのがおすすめです。個性的で面白いウイスキーを求める人に向いています。