ペンタックスのオールドレンズ8選！昔ながらの味わいを楽しもう

Super-Multi-Coated TAKUMAR 55mm F1.8は、オールドレンズの魅力を味わえるリーズナブルなレンズです。絞り開放でボケが美しく、絞るとシャープになるので、撮影シーンに合わせて表現力を変えられます。色収差やフレアはあまり気にならないので、安心して使えます。マルチコート化されているので、コントラストや逆光耐性も向上しています。M42マウントで、マウントアダプターを使えばデジタルカメラでも使用可能です。ただし、ピント合わせは難しいので、慣れが必要です。また、逆光では虹色のフレアが出ることもありますが、それもオールドレンズの味と捉えられます。後期型はアトムレンズと呼ばれる放射性物質を含んだレンズで、経年劣化によりレンズが黄ばんで写真も黄色っぽくなりますが、それもレトロな雰囲気を出すとも言えます。放射線は微量で身体に影響はないとされるが、気になる人は前期型を選ぶべきです。

Super-Takumar 35mm F3.5は、小さくて軽くて持ち運びが楽なオールドレンズです。開放F値はF3.5と暗いですが、その分小型化されています。レンズマウントはM42なので、アダプターが必要です。写りはやわらかくて映画のような雰囲気が出ます。全体的に青みがかった色合いで、ポートレートや風景などに合います。オールドレンズ入門におすすめのレンズです。

ペンタックスの55mm単焦点レンズは、安くて明るくて素直な描写のオールドレンズです。絞り開放で撮ればノスタルジーを感じるボケ味が楽しめ、絞れば芯のあるシャープな画像が得られます。コンパクトで携帯性も高く、M42マウントでデジタルカメラにも対応できます。市場価格は非常に安く、初めてのオールドレンズにおすすめです。ただし、後期型はアトムレンズと呼ばれ、放射性物質を含んだレンズで、経年劣化により黄ばんでしまうことがあります。また、色収差が出やすいことや、AFやMFの機能性が低いことに注意が必要です。

PENTAX Super-Takumar 28mm F3.5 M42は、M42スクリューマウントのオールドレンズです。逆光時にはフレアやゴーストが発生し、ファンタジックな雰囲気を作り出します。順光時にはシャープで鮮やかな画質が得られ、色再現性も高いです。絞り羽根が5枚で、絞りを絞ると五角形のゴーストが出ます。中古市場で入手しやすく、価格も手頃です。フレアやゴーストが好みに合わない場合や、ピント合わせが面倒な場合は注意が必要です。

SMC PENTAX-Mは、コンパクトで明るい単焦点レンズです。質感描写に優れたテッサータイプの派生設計で、周辺までシャープに解像する高性能なレンズです。しかし、絞り羽根が5枚でボケ味が硬めで、最短撮影距離が0.6mと長めで接写性能が低いです。また、バルサム切れによるクモリが多いので注意が必要です。

Pentax SMC Takumar 24mm F3.5 MF単焦点広角レンズは、ペンタックスのM42マウントのオールドレンズです。フルサイズ対応で、風景や建築物などの撮影に適しています。開放からシャープでコントラストが高く、色再現性も良いです。歪曲や色収差もほとんどありません。ただし、周辺減光やコマ収差は開放では目立ちますし、フレアやゴーストにも弱いです。マニュアルフォーカスなので、操作性に難があります。コーティングや防湿性能も現代のレンズに劣ります。このレンズは、オールドレンズの味わいを楽しみたい人におすすめです。

SMC MACRO-TAKUMAR 50mmは、ペンタックス製のM42マウントのマクロレンズです。開放F4でも非常にシャープでコントラストの高い描写が得られ、絞ればさらにシャープになります。ボケ味も綺麗で、色再現も自然です。光学性能やコーティングは素晴らしいです。マニュアルフォーカスなので、ピント合わせには慣れが必要ですが、アダプターを使えば様々なカメラに装着できます。ただし、最新のカメラでは露出計連動や絞り優先AEなどの機能が使えない場合があります。また、最短撮影距離が21cmから23cmと長いので、接写には向きません。マクロ撮影に特化したレンズで、シャープでコントラストの高い描写を楽しみたい方におすすめです。

smc PENTAX-M28mm f2.8 SMCP-Mは、明るくてシャープな広角レンズです。小型軽量で持ち運びに便利で、色収差や歪曲収差がほとんどなく、色再現が素晴らしいです。ボケ味も滑らかで背景を上手くぼかしてくれます。手動フォーカスですが、ピント合わせは簡単で操作感も良いです。ただし、逆光や強い光源に弱く、フレアやゴーストが発生しやすいので、フードの使用が必須です。